【SSF】S級SF作品を探して

ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞受賞作品の詳細なあらすじ、作品中の名言、管理人の感想などを書いていくブログです。

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【感想】『中継ステーション』クリフォード・D・シマック【ヒューゴー賞 1964年】

クリフォード・D・シマックの1964ヒューゴー賞受賞作『中継ステーション』の感想です。

 

[評価 = S級]

 

 

ファンタジーとSFが混交したフュージョン作品ですね。

ルーシーの癒す力、タリスマンと感応する能力、これらはファンタジーです。 一方、イーノックが管理する中継ステーションのネットワークで構築された、銀河系を網羅する瞬間移動システムは、こちらはSFですね。

SF作品への賞というイメージが強いヒューゴー賞ですが、実際はSF作品とファンタジー作品の両方を対象とした賞です。要するにSFとファンタジーはもともと読者層が被っているわけで、このようなフュージョン作品がときに生み出されるのも頷けます。

どちらのジャンルも大好きで、両方が混じった作品でも全然気にならない読者(大抵の読者さんがそうだと思います)には、大変楽しめる作品かと思います。

ただし中には、SF作品世界の全てはあくまで仮想科学で構築されていなければならないと考える読者さんもいらっしゃることと思います。仮想科学で構築しきれない部分を都合よくファンタジーで埋めるのは中途半端な仕事…そうですね、そういう考えもあるかもしれません。それはそれとして、楽しめそうなら、「中継ステーション」是非読んでみてください。

 

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それではまた…。