【SSF】S級SF作品を探して

ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞受賞作品の詳細なあらすじ、作品中の名言、管理人の感想などを書いていくブログです。

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【未来技術】『中継ステーション』クリフォード・D・シマック【ヒューゴー賞 1964年】

クリフォード・D・シマックの1964ヒューゴー賞受賞作『中継ステーション』に登場する未来技術です。

 

 

実体化装置

中継ステーションに設置される。銀河の旅人は、中継されてこの装置の中に実体化されることにより到着する。

なお中継ステーションには、緊急用実体化装置も併設されている。銀河本部の職員の訪問や、緊急事態の時に使用される。中継ステーションでの操作は不可能。 物語の中では、タリスマンを奪って逃走中の、ネズミ型宇宙人の地球への逃走に使用された。

 

ミザル・システム

ミザル星の数学者の統計方法。イーノックはこれをベースに地球運命チャートを作成した。

様々なファクターを考慮に入れて、地球の運命を判断することができる。出生率、全人口、死亡率、通貨、生活費、礼拝場所への出席率、医療の進歩、技術の進化、産業指数、労働市場、世界貿易、などなど。

 

感応者

タリスマンを携えて、星から星へと永遠に旅をする。訪問先の住人は、感応者を通じて宇宙の超自然力とコンタクトできる。

 

超自然力

宇宙全体に溢れている力。人類には未知の、精神的なエネルギー。宇宙をつくりあげている時間・空間・重力と同じように存在する、超自然の力。人類が漠然と感知して信仰の対象にしてきたものの実態。

 

愚鈍化

凶暴で野蛮な星人に対して、銀河同盟によってときに行使される施策。星人の知能と文明レベルを大幅に引き下げて石器時代に退行させ、核兵器や航空機などの近代兵器を使用も開発もできないようにさせる。

物語の中では、CIAのルイスがヴェガ星人の墓を暴いて遺体を研究所に送ってしまったことが地球の野蛮性として大問題になり、中継ステーションが閉鎖されることになった際、地球を核戦争から救う最後の手段として検討される。

 

アルファード星系

妖精を創り出す技術と、球形ピラミッドをイーノックにくれた宇宙人の出身星系。

この技術を用いてイーノックは、理想の女性像を具現化した女性の友人と、理想の男性像を具現化した男性の友人を作り出し、時々語らっては孤独な生活の慰めとしていた。しかし彼らは実体ではなく、お互いに触れ合うことはできない。

 

球形ピラミッド

幻影を実体化し、妖精を実在のものとして定着させる装置。イーノックはこの装置の使い方がどうしてもわからなかったが、ルーシーが触るとあっさり作動を開始した。しかしイーノックの友人たちは、イーノックの記憶とアルファード星人の妖精作成技術によってできたものにすぎない、自分たちの虚しい存在が実体化することを良しとせず、この装置によって生を受けることを選ばず、消えることを選ぶ。

 

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それではまた…。